焼肉チェーンの牛角が、ゾーンダイエットというダイエット理論に基づいたセットメニューの販売を開始すると発表しました。セットメニューでありながら、全体で１０００キロカロリー以下に抑えられているそうです。ゾーンダイエットといいますのは、アメリカのバリー・シアーズ博士が開発したもので、３大栄養素の炭水化物とたんぱく質、脂肪を４：３：３の割合で摂取して、体内のホルモンのバランスを整えて体脂肪が燃えやすい体質を作ると解説しています。ゾーンダイエットにつきましては本で「食事革命４・３・３ダイエット」というものが出版されています。
外食産業というのは依然として厳しい状況だと報じられています。特に焼肉の業界は、ＢＳＥ騒動の影響がまだあって、売上が激減した企業も多いとのことです。雑誌には「焼き肉業界でも二極分化が進み、中途半端な店は成立しなくなってきている」と指摘されているくらいです。そのような中で「牛角がダイエットメニューを販売」というニュースで、健康や体形を気にしている方にお客様になってもらうことで市場を拡大しようと企画したわけです。焼き肉とダイエットといえば、まったく正反対の存在ですね。普通は焼き肉を取るかダイエットを取るかです。牛角はその発想を逆転させて「焼肉店でダイエット」という直球勝負に出ました。焼き肉ダイエットメニューは、以外と好きな焼き肉を食べながらダイエットもできるということでヒットするかもしれませんね。わたし的には一度は、食してみたいと思っています。
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